起立性調節障害(OS)の疑い

 起立性調節障害とは自律神経失調症の一種で、小学校高学年~中学生の子供がなりやすい病気です。自律神経の働きが悪くなり朝起きた時に脳や体への血流が低下して起きられなくなります。

午前中は体調が悪く、午後になると回復する傾向が強いので「ホントに病気なの?」と誤解されることもあります。

 この病気の原因は

 心と体の機能を調節する自律神経には、交感神経と副交感神経という2つの種類があります。健康な子どもは朝起きると交感神経のスイッチが入って活動できるようになり、夜になると副交感神経のスイッチが入り眠れるようになります。 ところが、この2つの神経のバランスがくずれると、朝目が覚めても交感神経のスイッチが入らず起きれなくなってしまいます。

睡眠相後退症候群(DSPS)の疑い

 睡眠相後退症候群は思春期~青年期に発症することが多く、夜ふかしを続けたことなどがきっかけで睡眠のリズムにズレが生じていく睡眠障害です。 夜なかなか寝つけないため朝起きられず、仕事や学校に行けなくなって日常生活に支障をきたしてしまいます。

・睡眠相後退症候群の症状 本来寝る時間(10時~1時頃)に寝つけない

・朝起きられず会社や学校に行けない、遅刻する

・朝無理して起きたとしても眠気・頭痛・倦怠感などが続く

 

こんな症状があったら睡眠相後退症候群かもしれません。 

・慢性的な夜更かし 夜遅くまでパソコンやスマホの画面を見ている

・昼夜の生活が逆転する 試験勉強で夜遅くまで起きている

・ストレスや過労による体内時計の乱れ

 

睡眠のリズムがズレることで、体温・ホルモンのリズムも3~4時間ずつ遅れていくことが原因です。 

・徹夜や夜更かしが多い子

・夜遅くまで勉強している子

・夜遅くまでテレビやスマホを見ている子

・親から「早く寝なさい」という干渉を受けない子

 

慢性的な夜更かしが原因です。

まず、「自律神経のバランスを整える」こと

1.背骨の歪みを矯正します

 

 ご存じでしたか?自律神経は背骨から出ています。

 背骨にゆがみ(姿勢が悪い)があると、そこから出ている自律神経が圧迫され正常な働きができなくなります。 そうすると昼間に眠くなったり、夜に目が覚めてしまうことになるのです。

 

2.鍼灸施術

 鍼やお灸で体のツボや患部を刺激することで体のバランスを調整し、機能を回復させて自然治癒力を高め心身の不調を改善します。

 

○鍼灸の効果

・自律神経の機能を回復させる

・免疫力を上げる

・血液やリンパの代謝をアップする

・リッラクス効果

・疲労回復

・筋肉の緊張をほぐす

など、高い効果が得られます。

ただし、原因も症状も一人一人異なるので、お子さんに合わせた治療が必要ですので、まずは専門医にご相談ください。



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