マラソン(ランナー膝)
ランナー膝

 ランナー膝はランニングによる膝関節周辺のスポーツ障害の総称で、さまざまな病態が含まれます。ランナー膝(腸脛靱帯炎)は腸脛靱帯が膝部外側で摩擦し、痛みが発生することを言います。

 腸脛靱帯炎はランニングによる膝障害の代表です。膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨とこすれて炎症を起こして痛みが発生します。特にマラソンなどの長距離ランナーに好発します。

 原因としてはオーバーユースです。過剰なランニング時間と距離、柔軟性不足(ウォームアップ不足)、休養不足、硬い路面や下り坂、硬いシューズ、下肢アライメント(内反膝)など、さまざまな要因が加味されています。

ランナー膝
ランナー膝

 全身の筋肉を調整します。患部はもちろん肩甲骨まで全身を診ていき、さらに骨格の矯正を行います。足部では、足関節の歪みやアーチを矯正します。足関節は最初に地面につく土台と言えるのです。

 

それを行った上で、基本と言える靴の履き方を指導します。そうする事でケガを未然に防げることがあるからです。また、希望があれば体幹トレーニングを指導させていただきます。


マラソン

 仕事をしながら始めるとよく傷める方がいらっしゃいます。トレーニングは仕事が終わってから走る方が多いようです。長い時間座ってパソコンを打ったり重い鞄を提げて外を回ったりして肩や首が凝ったり、腰の筋肉が緊張しています。トレーニングを始める前から筋肉や関節に負担がかかって十分な伸縮ができなくなっていることが原因です。

 また、筋肉が十分できるまでは走ることによって疲れがたまり、ふくらはぎや太もも、膝関節や腰に負担がかかります。一晩寝ても解消できない凝りや緊張が積み重なって痛みを引き起こします。そうなると全力でトレーニングを積み重ねることはできず、トレーニングにも支障を起こすことになります。

 

 階段を一つ一つ上るようにステップアップしていきましょう。マラソンは胃腸や内臓の調子が影響します。体調が悪いと楽しんで走ることができません。また、ストレスや悩みも影響します。練習は基礎トレーニングをしっかり積み、ウォーミングアップを行い、走った後はクールダウンをしてがんばりすぎないのがポイントです。身体ができるまでは無理をせず、傷めたら早めにつど来院し、調整をしていただきたいと思います。

マラソン

 マラソン当日までのコンディション調整が主な目的となります。生活のリズムや健康管理が上手な方が多いと思われますが、「今日は身体がしんどいからやめよう」と思っても、実際走るとランナーズハイになり走っている間は体調がよくなり、そうして20キロ30キロと走り込んでしまい、後で後悔することも。練習後は必ずクールダウンを行い、無理をせず当日ベストコンディションで望めるように調整してください。

 痛めた場合は大会の一週間前に駆け込むのではなく、なるべく早めには来院していただきたいと思います。そしてケガをした部位の施術はもちろん、その他の筋肉や関節、胃腸などの内臓調整、コンディションを整え、当日ベストコンディションで臨めるように調整をしていただきたいと思います。

シンスプリント
シンスプリント
シンスプリント

 ふくらはぎの内側に位置する脛骨の下方1/3に痛みが発生する痛みが特徴です。骨折した時のような激しい痛みではなく、鈍痛なのが特徴です。走るたび痛みが出現し、我慢して練習すると歩くたび痛みが出現するようになります。ひどくなると疲労骨折する場合もあります。

シンスプリント
シンスプリント

まずは基本と言える、靴の履き方から指導させていただきます。それだけで改善する場合もあります。

 

 陸上競技は、身体全身を使って行うものです。肩甲骨・股関節・膝・足関節など全体の筋肉や関節の動きや関連を見て、全身の調整をしていくことが大切です。

 人間の身体は一枚の皮で繋がっており、部分の負傷は全身に影響を与えます。また、全身の不調が部分の痛みを引き起こすのです。よって、全身の不調な部位の筋肉を調整し、更に筋肉の緊張や痛みは骨格の歪みを引き起こします。

 スポーツには瞬発力や柔軟性、スピード、バランス能力などが必要です。一つの部位の負傷に見えても全身の動きやフォームが関係しているのです。よって、全身の筋肉や骨格のバランスをしっかり整える事が大切です。

 施術後は症状に応じた下記のようなストレッチ法を指導させていただきます。また、希望があれば体幹トレーニングを指導させていただきます。

靴の履き方

マラソン

ランニングの正しい動きを作る為の筋トレ(ダウンワードフェイシングドック)

テーピング方法


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天上川接骨院

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