43歳女性
主訴:腰痛
現病歴:半年前よりぎっくり腰(急性腰痛)となり、整形外科を受診されレントゲン検査等を行ったが特に異常なしと言われ、痛み止めと湿布を処方され、服用し続けたが軽減がみられず。
未明に他の整骨院を受療し「骨盤が歪んでいる」っと言われ矯正等を行ったが改善しなかった為、後日当院を受療されました。
症状:歩行困難・靴下が履けない・寝返りができない・長時間の立位・坐位が困難等日常生活に支障を来していた
検査:いろいろ検査を行い、骨盤は歪んでいるが「歪んでいる」から「痛い」では、「痛い」から「歪んでいる」。よって、矯正をしても「痛み」は改善はしない。
また、下記のような特徴的な状態がみられた。
キャット&ドック:四つ這いとなり、腰が曲げれるか反れるかどうかを検査する方法です。腰痛改善のストレッチとしてヨガ等でも行われています。
この患者さんの場合、ドックはできるが、キャットができない状態でした。これは、「背中の筋肉が緊張している」か「腹筋の筋力低下している」かどちらかを意味しております。
腹筋の筋力低下なら「腹筋の強化」・背中の筋肉の緊張なら「背中の筋肉の柔軟」となります。キャット&ドックを自宅でも行ってもらいならが、施術を継続したところ症状の改善がみられ、今ではショッピング等にも行けるようになりました。
まとめ:
・レントゲン検査で異常がなければ、治療院を受療してみる
・骨盤はみんな歪んでいるが、「歪んでいる」から「痛い」のか、「痛い」から「歪んでいる」のかをはっきりしてくれる治療院を探す
・キャット&ドックは腰痛改善のストレッチにもなる。
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